150104

vol.492

年明け早々からずっと腹痛で、一週間ほど体調がすぐれないままホイアン、ダナンを過ごし本日ハノイに帰国。
体調的には悲惨だったけど、ゆっくりした時間を過ごせたおかげで病院に駆けつけることもなく回復傾向に向かった。

帰国目前のため、最後にハノイでお世話になった建築系日本人会を開催。
ここで築き上げたこの方々との関係が本当にベトナム生活の支えになった。 これから自分にできることは、好きなことをがむしゃらに続けることだと思う。 なので、この強い想いを捨てることなくどこに行ってもここで出会った方々への恩を忘れずに生きていきたい。

2015.01.04

 danang beach

danang beach

141229

vol.486

建築ツアー前編
ホーチミンに行き、事務所の作品巡りをさせてもらえた。

Pouchen kindergarten
竣工前に一度見学をしていたのだが2年ぶりに完成後の様子を見に行くことができた。 形先行型の建築にみえるが、形態と機能がうまく合致している合理的な作品。
グリーンルーフィングも無理なくできておりファサードのコンクリートルーバーもはじめはどうかと思っていたが、緑とのつながりをきちんと作っていてマッチしている。
子供達の楽しげな様子を見ていて、この建築の中で成長できるのが本当に羨ましいと思う。 なんでこの納め方にしたのだろうという部分はあるものの、施工精度も1年半での設計経験を経た今は凄いと思えるほどコントロールされている。

この作品を見てこの事務所が好きになった2年前。出来上がった姿を見てより好きになった。
良い作品を残すことはつまり、使い手が楽しいと思える空間をつくりだすことなんだろう。学ぶことの多い作品。

Binh tanh house
この作品ほどこだわりの強いものはないだろう、というほどベトナムの建築にしてはディテールが細かい。
設計者である元パートナーの西澤氏が住まい手になっているこの住宅。
6階建てで大胆にも両壁がスライドガラスになっているため全開放が可能。 熱帯気候のホーチミンだからこそできる空間づくり。
それにしても両方向があいていることで空気の循環がされとても涼しいし居心地がよい。 こんなに面倒な家はない。
という正直者の設計者の解説をききながら見学できたのもよかった。

2014.12.29

 pouchen kindergarten

pouchen kindergarten

 binh tahn house

binh tahn house

141219

vol.476

退職記念 長いようで短いVo Trong Nghia Architectsでの仕事を終える。

初めての海外労働経験ではこれまでみてくることのできない世界をたくさんみせてもらった。 設計者として、
コンセプトレベルでしか関わることができないプロジェクトばかりではありやはり悔しさは残る。言葉の壁の前に建築家として自分の設計趣旨を相手に伝える事の難しさを知った。周りの仲間に学ぶことは多く、時にぶつかったりするのもじつはとても大切なことだった。違う環境で生きてきたからこそ、互いに理解し合えないこともあるんだと。とても当たり前だけど目の当たりにしないと気付けない問題。 とりあえず、これからも設計者として自分らしさに言及しながら成長していきたい。

編集者として、
正直ここまでこの事務所で編集の仕事をすることになるとは思いもよらなかった。しかもおよそ1年間も。
言い方は悪いが、辛かったし胸くそ悪くて嫌だった時期もあった。
でも同時に得意だし好きな分野でもあるのだった。
なんとももどかしい気持ちのままなんとか具体的なスケジュールにまでこぎつけた。
ここまで来るのにもちろん多くの人の手を借りたし、感謝の言葉しかない。早く出来上がったものを見てみたいし、多くの目に届けられるような状況になってくれたらと思う。

編集者としては未熟ながらこういう経験を通して自信がついた。 まだまだやりたいことはあるが、編集者として次に進むにはもっと勉強しなければいけない。時代の流れを読みながらも自分の言葉で語れる、そんな編集者にならなければならない。

こうして新たな目標を見つけることができた。ここに来たからみつけられたのだ。

お世話になった皆様に心から感謝申し上げます。

2014.12.19

141201

vol.458

今年最後の1ヶ月がはじまった。

先日行われた毎月恒例のハノイ・カルティべ-ト・トーク。
第11回目はベトナム人ファッションデザイナーのLe Haさん

教育現場にたちながら自身のブランドをもって経営者としても活動している。
ベトナムでこの両者を成し遂げることはすごいんだと改めて思った。

それにしてもベトナムのファッションって何なのだろうか。 彼らにとってトレンドってあるのだろうか。
そもそも新作の洋服を欲しがるのだろうか。 こっちで見る有名なファッション店といえば”MADE IN VIETNAM”これは諸外国で売れなくなった服をかき集めたアウトレットみたいな所。 更にいうと事務所のスタッフはセカンドハンドに頻繁にいく。別段新しいものでなくても彼女らは特に気にしている様子もない。むしろ安価で大量に服手に入れるほうが好まれてさえいるように感じる。

そういう中で流行をつくるのはさぞかし気が参りそうだ。

実はバイク社会なことでファッションを気にしない人が多いかと思ったのだが、とりわけ女性はヒール、ミニスカートで軽々乗れるほどプロなのだったりする。 おしゃれすぎて事故にあった時を想像するだけでつらいほど。

今週末は実物を拝見しに行く予定。

2014.12.01

 Ms Le Ha 

Ms Le Ha 

141129

vol.456

SPEC GO GREEN AWARDS 2014 受賞式

FPT University というプロジェクトで優勝。
会場はいつも同じ場所で、hoan kiem 湖近くにあるその会場に朝からスタッフ一同向かう。

式はミスベトナムとやらの司会進行の元進められ、なにより授賞式の粗品がすごい。 ペンから始まりブックレット、カラーサンプル、CD、カレンダー、Tシャツ…これだけもらう必要があるのだろうかというくらい重い…いらないと嘆きながら暑さのなさ式を終える。

こうしてまたいつものようにアイスを食べて仕事に戻る。 そんな土曜日。

2014.11.29

141118

vol.445

今週でインターンを終える学生の送別会として昼から鍋パーティー
こうして皆でご飯を食べることもあと僅かなのだろうか

家の近くで鍋が美味しいと言われるその店は店内だけでは回しきれないので店の外(路上)まで広がる。そしてそれに輪をかけるように隣人の家も飲み物を提供しだす。更によってたかって靴磨きのおじさんたちが現れるのだ。 本当にこの国は自由だ。

ついでに本のためにスタッフで記念撮影。
こうしてみるととても馴染めたようだ。

2014.11.18

 lau = hot pot

lau = hot pot

 vo trong nghia architects hanoi office

vo trong nghia architects hanoi office

141114

vol.441

社内コンペだったのだけど、毎度後悔と反省することばかり。
今回は形で攻めようと思ったくせに形のスタディがなさすぎて結果グダグダ。

模型を作ったら余計にダメだと気付かされ、だからといって時間的に後戻りもできないためひたすら惨めな気持ちに浸る。
昨夜にコンセプトが浮かんだ時の自信満々の自分が全くいなくなり、むしろ穴があったら入りたいみみっちぃ小動物になっていた。

いつもそうなのだが、脳内のものをアウトプットするのがとてつもなく弱い。
もっともっと勉強したい。もっともっと欲深くなりたい。

悔しかったけど、それでもやっぱりやってよかった。途中まで中途半端なきもちだったらやらないほうがましだと逃げていた自分だけは褒めてあげたい。

2014.11.14

141112

vol.439

一瞬にして流れが変わる。

とはいえ、これは何度も流れが変わってること。
絶望と失望と落胆を同時に感じた時、人は表情が変わらないようだ。 いつまでいたちごっこをし続けるのだろうか。
ただひたすら走り続けないと答えは出ないし、文句を言っても何も状況は変わらない。

もう一つの流れの変化。
コンセプトが固まって初めてのクライアント・ミーティングで起きた。

あまり感触がよくなさそうなクライアントの反応。次第に空気は重くなる。
すると、なぜか新たな来客。ボスへの取材で現れたメディア関係者が現れたのだった。
ここで不思議なことにダブルミーティングがはじまる。
さっぱり状況がつかめない中でも打合せは進むのだが、突然きた面倒そうな取材陣のすごいリアクションのおかげなのかボスが先ほどまでの空気を一掃させた。 その圧倒された雰囲気にクライアントも少しずつ口を開き始める。

偶然とはいえ、ピンチをチャンスに変えられるのも運がある証拠なのかもしれない。 「運も実力のうち」という言葉があるが、こういう雰囲気作ができるのも才能があるアーキテクツという証拠なのだろう。こればかりは難しいが、是非とも見習いたい。

2014.11.12

141111

vol.438

本日正式に了承を得たので発表。(得たのかわからないがラスボスに報告完了)

勤めてきたVo Trong Nghia Architectsを辞めることにしました。

前職同様約1年半と短い期間だった。
何を言われようと全く後悔していないし、自分としてはここまで計画範疇であり順調。 突然に舞い込んだベトナムで働くというチャンスに飛び乗り、周りからしたら都落ちのような人生を歩んだわけだが、自分にとっては大きな成長であり誰にも経験できないであろう人生をおくれている。

これまでに6プロジェクトに参加し、更にベトナムで初めてのモノグラフを制作した。(今もまだしているのだが)
コンペを入れたら10以上のプロジェクトに関わってきたことになる。
これだけでもう十分日本ではできない経験だと思う。ベトナム人建築家の本をつくることもできなかっただろう。

未完だらけで実際にできあがってない。確かにそうだし、ボスにもまだ学び足りないと言われた。
ただ甚だ無意味な議論だと思う。出来上がっているものが完璧なのだろうか。学びき終えるとは視覚化できるものなのか。自分の生き方に対して客観的に物事をみることは大切だが次のステージに上がるほうが優先。
磯崎さんのUNBUILTではないけれど、いつかこのプロジェクトが未来のベトナムに何か意味のあるものになるかもしれない。

というわけで、実際に次に向かって動き出さなければいけないという現実が舞い込んできた。急に恐怖に襲われたり、夢で仕事のことばかりみるここ数日。
すでにあらゆる選択肢があったりするので、ベトナムにいる残りの期間は存分に考える時間にしたい。

宣言したことですっきりするような気がしたのだが、意外にも重圧がのしかかったようだ。 何かに所属することの安心感は大きいんだと再確認。

2014.11.11

141107

vol.434

会社の名刺デザインを任されていたのが、無事完成した・ 若干紙とインクに納得行っていないが、色々回った中でも融通が効く方だたったので妥協。

無事納品も終わり、ご満悦。

もっと名刺デザインの仕事したい。 とりあえず、個人の名刺づくりから考えはじめよう。

2014.11.07

 name card

name card

141031

vol.427

「幸せな時間の共有」
現在前職の同期と仕事をしている。
去年の今頃はじめて前職と現職での関わりをもった。それはそれで嬉しかったのだが、今回は自分のかつていた部署な上に、同期が担当者ということでより一層幸せだ。

メディア側として建築家と連絡をとっていたのが二年後の現在、逆の立場にいる。
ここに立ち初めて分かることも多く、当時多くの建築家を振り回していたんだなと反省してしまう。

こうしてまたひとつ自分がここにいる意味を喜ばしいと思う。
事務所もここ数年でメディア進出が増えたし、多くの作品が評価されている。事務所の規模が大きくなる事はこれまた嬉しい限りである。

こうやってどの場所にいても全ての繋がりを結びつけながら仕事ができるようにしたい。

2014.10.31

141030

vol.426

なんとなく次の道を歩き始める支度をしている中で仕事の方も目処がたってきた。
心置きなく終えられるように最後やりきろうと思った日。
最近尋ねられるのが、ハノイを去ることへの未練、寂しさはないのかどうか。

正直に言うと、ない。
やれなかったことは山ほどある。ただやりたいことをやれた事実もある。
いつかは次に進まなければならない。居続けたいと思わなくもないが、変わらずやりたいことができる環境があればいいだけの話。

場所なんて何処だっていい。
こんなに自由にやりたいことができるのも幸せなこと。
ただもっと悔しい思いをして自分を磨きたい。
そのためにも次の道を確実に進もう。

本当に決心がついた、今日だった。

2014.10.30

141025

vol.421

ボスにプロジェクトのコンセプトを送る。
長すぎて辛すぎて、だけど充実した1週間。
フィードバック待ちだがとにかく終わってほっとする今日。
提出を終え、一段落した所でした久しぶりの友人との会話に一人で仕事をしていた事務所の空気を柔らかくしてくれた。

明日は嫌すぎるほど寝てやる。

2014.10.25

141024

vol.420

日本から来客。
建築家の富永大毅氏。東工大塚本研出身の富永さんは千葉学、隈研吾事務所を経て独立をして現在はパートナーの藤間氏とともに活動をしている。

うちの事務所には丹羽さん山本さんと同級ということもありベトナムに来た際に事務所をほうもんしたのだという。 仕事の佳境にもかかわらず所長許可が降りたので夕飯の席に呼んでもらうことが出来た。 建築の世界は狭い。自分が前職メディアにいたのもあるが、やはりすぐ共通の知り合いがいることを知った。

建築家として活躍されているプロジェクトを紹介してもらい、まるで日本にいるかのように建築話で盛り上がる。 どこにいてもこうして語り合える同志がいるというのは素晴らしいし、勉強になる。

彼らを見てふと10年後、自分はどこにたっているのだろうか楽しみになった。

2014.10.24

141023

vol.419

ベトナム人スタッフとはじめての言い争いをした。

コンセプト・デザインのフェーズで図面スタディの結果、私の出した設計方針でいこうとなってから完全に脳が停止した様子の彼。何をするにも言うことしかきかない機械に変貌したのだ。
プランの収め方も上手いし、作業も早い。そんな彼にはじめは図面のディベロップを頼んだ。その間にやるべきスタディがあったから。
だが、彼はそれを拒絶した。きっと腑に落ちないまま進むこのプロジェクトに納得できなかったのだろう。

それならばと私が図面をやるから代わりにスタディを進めて欲しい。
その願いさえも彼は拒絶した。
ではもうなにもやってもらえることはないと、他のスタッフに頼みながら作業を進めることにしのだが、こっちも拒否されるだけで納得いかずぶつかってみようとした。

ただ結果は分かり合えないまま。 理由は単純で、ベトナム人はスタディをしないのだ。自分がこれだと決めたらそれ以外の選択肢は消える。そこに辿り着くまでにわざわざ遠回りをするスタディをする習性がない。 だから彼らにしてみれば多数のオプションを生むのは時間の浪費だとしか考えていない。

正直よくもまぁ自分の図面に自信がもてるなと思ってしまう。何を根拠に一度の線で納得できのかさっぱりわからない。自信があるのはいいことにしても設計行為を馬鹿にしすぎているとは思わないのだろうか。

これを何度訴えかけても伝わらなかったのでもうただただ自分の世界に入った。唯一の救いは所長や周りの日本人スタッフだった。理解者がいることで自分の考えが間違っていないということを再認識させてくれた。

分かり合えないのはベトナムの建築教育のせいだといわれた。ソフトを覚えることよりも肝心なことを教えないこの教育が変わらない限り、ベトナムの建築は変わらない。 激しく考えさせられる一日。

2014.10.23

141015

vol.411

最近やらせてもらったロゴデザイン。
知人がベトナムで立ち上げた会社とその会社が始めた事業の1つである料理教室のロゴ。 併せて20以上の提案をした中で選ばれたのが横の2つ。(見せなかった案をいれると100以上)

自分が一番押しているデザインではないものが選ばれた。
建築分野でも同じだが、クライアントがいて相手にデザイン提案をするときはとても考えさせられる。多種多様の種類を並べて選んでもらう。もちろん相手の要望をはじめに聞いているのでベースは合わせていく作業が必要な上に提案は全て自信があるもののみなのだが、その上で自分が気に入っているデザインをどうやって見せるか。

本当に心理戦。そしてこの仕事はすごく楽しかったし勉強になった。
ロゴデザインは以前も学生時代にやったことがあるが、こうして仕事としてもらえるのははじめてだったので嬉しかったし、緊張した。

建築設計も編集の仕事も好きだが今後こうしてグラフィックの仕事ももらえるようになったら嬉しい。

料理教室
jonest chonest kitchen / hanoi

2014.10.15

 company logo / 会社ロゴ

company logo / 会社ロゴ

 cooking class logo / 料理教室ロゴ

cooking class logo / 料理教室ロゴ

141011

vol.407

新しいプロジェクトのコンセプト提案。
本日無事提出を済ませ3案をボスに送る。
その中の1つ。

最近はやたらと学生バイトも減っていて全て自分で手を動かしている。
時間がないため大慌てにはなるものの、模型は自分で作る方が楽しい上に色々考えられるので好きだ。(間違えても後戻りしやすい)

住宅のプロジェクトなのだが、立地もランドスケープも抜群の場所。
ここに加われていることに大満足。ただ毎度コンセプトで終わりがちなのでこのプロジェクトこそは前に進んでいってほしい。

それにしてもコンセプトフェーズは必ず頭のなかがプロジェクトでいっぱいになる。帰ってから寝る前、起きてすぐ…全時間がプロジェクトのことになるので他のことが手につかないし、他のことをやる気にもならない。人と会ったり連絡を取るのさえ嫌になる。
これまで自分は頭の切り替えが上手く起用な方だと思っていたがそうでもないことが今回ではっきりした。

ドツボにはまると苦しいのだが、走り出したらすごく楽しいのがコンセプトだしの最高のひととき。 あとはフィードバックを待つのみ。さて、どうなるのやら。

2014.10.11

 one of the concept

one of the concept