151022【summary】

vol.495

帰国より16日。
帰国までの日記を大量に溜め込んでいた。
そのせいなのかどうかわからないがこの日記の今後のやり方を踏まえ、やりきれない気持ちでいっぱいだったのだが、ようやく帰国日までを整理することができた。

総括をしなければ一区切りつかないだろうということで今回はこれまでの日記を振り返りながら、今後の行く末についてどのように考えているのかここで綴れたらと思う。

はなからここまでこのブログが続けられると思っていなかった100回目。何事も集中力が続かずに三日坊主になることなど当たり前だったこの自分が、ブログという些細なことを継続的に続けられたという事実にまず嬉しかった。
とんでもなく些細なことも書くことに価値がある。と実際に日記でも書いている通り、今こうして振り返ることが出来たのもこの100回が達成出来たからだと思う。

次第に公私ともに生活が落ち着いて来て実は書くことも薄くなってきたと感じていた200回目あたり。私生活での面白いことから徐々に建築に対する考えだったり仕事のことであったりと視界が広げられる余裕もでてくる。
書く特訓はこの日記を通してとても勉強になるのだが、ベトナムという環境下では読む機会が極端に少ない。日本とベトナムの建築環境の差異はあまりにも大きく、設計する上でも苦難する日々ばかりだったのを思い出す。

バイクを手に入れ行動範囲が広がったのが大きかったのだろうか、おおよそ1年が経ちはじめる300回目までにはハノイで人間関係のネットワークが出来てきて、これまで過ごすことの多かった1人の時間も誰かと共有するようになってきたのだった。人との関係性が新しい出会いをつくりだしそれが次第に広がっていく様は日記をたどっていくことでより明確に見える。
何故かそうあることを避けたかったのだが、ものすごく人との繋がりを大切にする人間だったことを知る。だから仕事場で相手とぶつかることも多く、精神的に起伏が激しくなってしまうのだった。 自分の立ち振舞が同仕様も嫌でたまらなく、稚拙だと思うこともしばしば。
そういう浮き沈みに悩まされ相手との関係を断ちきることが1番自分にとって楽だと考える時もあったが、考え方の違う多くの人と話すことが自分を特訓させる場所でもあった。

目線の方向が変わっていく時期に差し掛かる400回目 人との繋がりで生まれた個人の仕事などベトナムでの可能性が次々とめぐってきていた時期だったが、この時期から日本に帰国する決意を固めたのだった。やりたいこともまだあるし、やれることもこれからごまんとあるだろう。
ただ、ハノイに何をしにきて、何を得るのかという趣旨からすると、やはり今ここにいてもしかたがないという思いしかなかったのも事実。
満たされてしまった。

何よりやりたかったことは竹の建築についてだった。ここにきて幾つか竹のプロジェクトにも加わったし、色々教えてもらったりもしたが、結果として1つも建物は建たなかった。
だから「ベトナムで竹建築やるんじゃなかったの」といわれることもしばしば。
がむしゃらに食いついて、しがみついてまでこの竹建築について探求し建物を建てることがここにくるゴールではなくなっていたのだ。
竹建築は大好きだし、その空間を多く味わうことができたのは幸せだ。竹建築を扱う最高の環境(設計事務所)にいられたと心から思っている。
だが現実には竹建築はそこで完結しているものであり未だパビリオンや屋根部材という領域を越えられない。そう考え始めた時に悲しいくらいに竹建築への関心は薄れた。それよりも事務所で取り組んでいたlow cost house(低所得者用住宅)の方がよっぽど面白い。

一方でベトナムという開発国をこれからつくっていく一人の建築家として活動できる価値はあった。この1年半絶対に日本では経験できない事も体験出来たわけである。
更にいうとVo Trong Nghia Architectsの作品集を編集者としてつくったことこそがこれからのベトナム建築に少なからず編集者という立場ではあるが責任を果たせたと思っている。

じぶんにとっての【建築】とはなにか。
それは「住む」という当たり前のことに喜びを感じ、安心できる空間。
何も奇抜なものやおしゃれなつくるためのものでなくていい。
この世界に生きる出来る限り多くの人に安心してもらえる空間づくりを考える方がよっぽど自分には価値を感じた。そのコンテンツとしての竹でしかなかったのかもしれない。そういった意味ではこれからも自分の建築人生に竹はあってはならないものかもしれない。が、間違ってはいけないのが竹ありきの建築ではないということ。

その上でまだ現場経験が足りないのは事実。なのでどこの場所にいようが実務経験は積んでいきたいと考えている。そうして少しずつ自分自身を設計者と恥じなく言えるくらいにはならないと行けないので、尻を叩き続ける決意である。

まずは1月中の1ヶ月は休養することを決めた。
早くも設計をしたいという欲もあるのだが、一週間程静かにしてまた動き出したい。

この日記に関して言うならば、life in vietnam はこの日記をもって完結。
2月からは不定期にでも更新し続けれられるように、また楽しいことをみつけたい。

これまで多くの方によんでもらうことができたこと、心から嬉しく思います。 どうもありがとうございました。

2015.01.22

150106【back to japan】

vol.494

ハノイとのお別れ。
4つ持っていた荷物も帰りには2つに減っていた。
服のほとんどを譲り渡し、さばききれなかった様々な用品は全て同僚に強引に託した。 これで本当のお別れ。自分らしい終わり方だった。

帰る最後の最後までみっちりと予定を詰めて寂しさを感じる時間も持たないようにした。
慣れない土地がこの短期間で慣れ親しんだ土地にかわったのだ。
母国と比較するとあまりにも違いがありすぎるが、それでもここに来てよかった。

次来た時にはもう既に見たものが何も見えない世界になっているかも知れない。 それもまたひとつの楽しみ。

thanks for all the thing you gave me , vietnam

2015.01.06

141219

vol.476

退職記念 長いようで短いVo Trong Nghia Architectsでの仕事を終える。

初めての海外労働経験ではこれまでみてくることのできない世界をたくさんみせてもらった。 設計者として、
コンセプトレベルでしか関わることができないプロジェクトばかりではありやはり悔しさは残る。言葉の壁の前に建築家として自分の設計趣旨を相手に伝える事の難しさを知った。周りの仲間に学ぶことは多く、時にぶつかったりするのもじつはとても大切なことだった。違う環境で生きてきたからこそ、互いに理解し合えないこともあるんだと。とても当たり前だけど目の当たりにしないと気付けない問題。 とりあえず、これからも設計者として自分らしさに言及しながら成長していきたい。

編集者として、
正直ここまでこの事務所で編集の仕事をすることになるとは思いもよらなかった。しかもおよそ1年間も。
言い方は悪いが、辛かったし胸くそ悪くて嫌だった時期もあった。
でも同時に得意だし好きな分野でもあるのだった。
なんとももどかしい気持ちのままなんとか具体的なスケジュールにまでこぎつけた。
ここまで来るのにもちろん多くの人の手を借りたし、感謝の言葉しかない。早く出来上がったものを見てみたいし、多くの目に届けられるような状況になってくれたらと思う。

編集者としては未熟ながらこういう経験を通して自信がついた。 まだまだやりたいことはあるが、編集者として次に進むにはもっと勉強しなければいけない。時代の流れを読みながらも自分の言葉で語れる、そんな編集者にならなければならない。

こうして新たな目標を見つけることができた。ここに来たからみつけられたのだ。

お世話になった皆様に心から感謝申し上げます。

2014.12.19

141128

vol.455

lmnarchitecture.com

第18回 文化庁メディア芸術祭、エンターテインメント部門の審査委員会推薦作品に選出さらたという朗報。

文化庁メディア芸術祭とは…アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。今年度は世界71ヶ国・地域から3,853作品の応募があった。

受賞作品展は2月4日(水)から2月15日(日)まで、東京・六本木の国立新美術館を中心に開催されるらしく、早速宣伝。

着々と、一歩ずつ。

2014.11.28

141111

vol.438

本日正式に了承を得たので発表。(得たのかわからないがラスボスに報告完了)

勤めてきたVo Trong Nghia Architectsを辞めることにしました。

前職同様約1年半と短い期間だった。
何を言われようと全く後悔していないし、自分としてはここまで計画範疇であり順調。 突然に舞い込んだベトナムで働くというチャンスに飛び乗り、周りからしたら都落ちのような人生を歩んだわけだが、自分にとっては大きな成長であり誰にも経験できないであろう人生をおくれている。

これまでに6プロジェクトに参加し、更にベトナムで初めてのモノグラフを制作した。(今もまだしているのだが)
コンペを入れたら10以上のプロジェクトに関わってきたことになる。
これだけでもう十分日本ではできない経験だと思う。ベトナム人建築家の本をつくることもできなかっただろう。

未完だらけで実際にできあがってない。確かにそうだし、ボスにもまだ学び足りないと言われた。
ただ甚だ無意味な議論だと思う。出来上がっているものが完璧なのだろうか。学びき終えるとは視覚化できるものなのか。自分の生き方に対して客観的に物事をみることは大切だが次のステージに上がるほうが優先。
磯崎さんのUNBUILTではないけれど、いつかこのプロジェクトが未来のベトナムに何か意味のあるものになるかもしれない。

というわけで、実際に次に向かって動き出さなければいけないという現実が舞い込んできた。急に恐怖に襲われたり、夢で仕事のことばかりみるここ数日。
すでにあらゆる選択肢があったりするので、ベトナムにいる残りの期間は存分に考える時間にしたい。

宣言したことですっきりするような気がしたのだが、意外にも重圧がのしかかったようだ。 何かに所属することの安心感は大きいんだと再確認。

2014.11.11

141104

vol.431

アルゴリズミック・デザインの国際コンペ「ALGODeQ」にて「lmn architecture」が最高賞の「ALGODeQ AWARD」を受賞。

これまた嬉しいニュースが飛び込んできた。
今年に入って次々と賞を受賞している。羨ましいことこの上ないけどまちがいなく努力の結果なので本当に尊敬する。人よりも睡眠時間は短いし、仕事ばかりしているけれど、しっかり結果を残し続けている。おそらくまだまだ走り続けるであろうから、とにかく応援しよう。

それよりも知り合いの多くがこのコンペで受賞していたのは面白い。

Review : Michael Hansmeyer[抜粋]
LMN Architecture makes a convincing case for the potential of participatory design in architecture. It is a robust, innovative system that is only waiting to be expanded.

2014.11.04

141101 【27th anniversary】

vol.428

生誕27年目in Hanoi, Vietnam
2度目のハノイでの誕生日。ありがたいことに健康で充実した1年を送ることが出来た。 今年もまた多くの方々からおめでとうと祝ってもらい、27回目で言われ慣れてきたといえど幸せだとおもえる。
毎度思うのだが、自分の誕生日で一番嬉しい事はこうした機会に少し疎遠になっていた友人とまた話す機会が生まれること。
「久しぶり」そんな言葉を交わしながら誰かとまた繋がれる喜びを噛みしめることができる。

26歳は自身にとって苦しくもあり最高の1年だった。
設計、編集、デザイナー。あらゆる側面から仕事ができた。偶然とはいえ恵まれすぎている。 ハノイで出会った周りの多くにも支えられてきた。1人はそれはそれで楽しいけど、だれかと時間を共有することの幸福ももちろんあった。

まだまだ伸びたい。まだまだできる。そう信じて、27もさささっとやり通してやろうじゃない。
「相変わらず元気に好きなことばっかりやってるね」
いつまでも、そう言われ続けられるように。

そんな当日は幸せなことにここでできた友人らに祝ってもらうことができた。ハノイでこんなにも美味しいケーキがあるのかと驚くくらい美味なケーキをもらい、美味しいご飯をごちそうになり幸せな一日を終えることができた。

出会ってきた人一人一人を大切に、この先もずっとつながっていたいとおもえる人ばかり。
またこの1年もみのりをどうぞよろしくお願いします。

2014.11.01

 thank you my friends!

thank you my friends!

141008

vol.404

Vo Trong Nghia Architects won 3 awards in world architecture festival 2014

House部門:House for Trees
Hotel and Leisure部門: Son La Restaurant
Future Projects Education部門: FPT Technology Building

先日singaporeで毎年恒例の建築イベントがあった。
一次審査に通過した後シンガポールでプレゼンで最終審査という具合なのだが、めでたく1次審査に8プロジェクト通過し、事務所総出でこの大会に向かって準備をした結果嬉しい事に3プロジェクトが優勝することができた。
これだけ多くの賞を受賞出来たのもすごいことだが、同時にこれだけの数プロジェクトを完成させているのも新興国ならではのすごさだろうか。

個人的な感想を述べるならば、本当は遠いところから見守る役割に徹していようと思っていた。ただ、やはりそんなわけにもいかずいつのまにやら1プロジェクトを完全に任せられていた。次々にたらい回しにされているプロジェクトだっただけに正直荷が重い部分もあったのだが、結局そのプロジェクトが優勝できたので結構満足していたりもする。

House for Treesはホーチミン、FPT Technology Building(2014年末完成予定)とSon La Restaurantはハノイにあるので是非一度足を運んでみてください。

2014.10.08

 House for Trees

House for Trees

 Son La Restaurant

Son La Restaurant

 FPT Technology Building

FPT Technology Building

141004

vol.400

あっという間の400回目の日記。
本当に最近は連続投稿が続いていて反省ばかり。
つい先日の365年一年目日記からさほど時間が経っていないので振り返るにもどうしようかかんがえたのだが、以前にまして建築をはじめとしたデザイン系の情報について投稿することがおおくなってきた。これまで書こうにもどういう感じで書けば自分の言葉になるだろうか考えすぎていたせいで躊躇していたのだが、いざ書いてみようと決心したら色々書きたいことがあったので結構楽しんで書けている。

夫婦ともに次のステージに上がるための準備時期に入った。
「息をしない2ヶ月間。」
そういい放っていたので、この短いようで長い戦いに向けてここに気合を入れ直す。 いいことばかりではないだろうし、きっとこれから待ち受けている試練に何度も立ち向かわなければいけないだろう。ただ、
努力をしても必ず報われる訳ではないが、成功している人は押し並べて努力している。

2014.10.04

140907

vol.373

酒井康史がArt Hack Dayで最優秀賞を受賞。

Art Hack Day とは…
日本で初めてのアートに特化したハッカソン。応募した限定50名のアーティストとエンジニアが1 箇所に集まり複数のチームを編成。3日間に渡り制作活動を行い、テクノロジーとアートが融合した新たな作品を生み出す。(websiteより)

偶然の出会いだったのだが、提出間際の書類提出をぱっと終わらせていたのに審査にちゃんと通過していくあたりがさすがだ。こういう時に自分を表現できる備えがあるって素晴らしい。

それから1ヶ月程度のグループワークを経て先日授賞式が行われた。 エンジニアとして参加し次第に建築家なのか何なのかわからなくなった彼だが、家族としては喜ばしいことこの上ない。

成長をし続ける人の背中を見て自分を振り返る。 振り返ってばかりでは置いてきぼりになるので、追っかけなければ。

2014.09.07

140830【vol.365 1st anniversary】

vol.365

happy 1st anniversary

めでたく365日目を迎えることができた。 つまりはハノイ生活をこうしてここに記録し続けることを今の今まで怠らずにやってこれたということでもある。

「継続は力なり」

この言葉を証明できた。
ひとつに、この日記を続けられたこと。 ハノイに来ていなければ、そして自分の欲を満たすための日記だったなら、即終わっていただろう。
くどいほど繰り返して言いたいが、この1年の間興味を持ち続け楽しみにしていた人がいてこそ続けてこられた。読んできてくれた一人一人に感謝の気持ちを改めてここに記したい。

ふたつに、書くことについて。
自分が苦手としてきた「文字を書く」という表現方法がこの日記を書き続けることで好きになった。自分の考えや想いを他者に伝えること(外部化すること)に恥じらいを持っていては一歩も前には進めない。だからこそ書き続けることが最大の訓練だった。
その結果として、少しずつでも自分の書く文章の成長を知ってくれ、評価してくれる人がいたとき、本当に幸せに感じる。
先にも述べたように、1人では成し遂げることのできない事である。

さて、365回書き続けたことで次第にハノイ生活に慣れてきたことは自分でもよく理解している。
目まぐるしく生活が充実しはじめ、ここでの生活が公私ともに楽しいと本当におもえるようになったのは300回目を過ぎた頃からだろうか。 人付き合いがよくなり、日曜日を一日中ベッドの上で過ごすことも稀になってきた。いつも注意されている動画もなかなか見る時間が減るようになり、気づいたら日記を2,3日分放置することもあった。

一年を経た現在、ハノイに来なければ絶対に経験することのできなかった事ばかりが舞い込んできいて、それが時に恐ろしく怖いときも多くある。
ただ自分が掴んだチャンスなんだと精一杯やり通す事が、この先の自分のためであり胸を張って前に進まなければならない。

ハノイに来たこと、編集者から設計士になったこと、こうして今までいた環境から離脱して挑戦することはすごいことでも何でもないと思っている。 むしろここで何を残すのか、何ができるのか、この先どうしたいのか、その事を問い詰めて少しでも答えに近づくことこそ本当の挑戦なんだと思っている。

1年前、1回目の日記で綴った言葉
「これからの人生設計について考えたいです。」

1年後の365回目のこの日記では綴る言葉
「考える前に動け、その先に次の道が見えているのだから」

さて、次の1年も真面目にこの日記を続けられるのかは心底謎だが、せいぜいハノイ人生を楽しもう。

2014.08.30

140822

vol.357

自分が建築設計をしてきたなかで最も幸せな瞬間が訪れた。 ここにきてよかった。ここでやってよかった。 そう思えるようにこれからも精進していかなければいけないのだが、今はできることは全力でやりきろう。

きっとこれから訪れるであろう多くの困難に出くわす度に落ち込んだり悩んだりするだろう。それもそれで楽しめたらなお良い。

2014.08.22

140701

vol.306

1日という響きは好きだ。生まれ日もそうだが、気分を新しくスタートできる日。

そんなここちの良い日に素晴らしいニュース。
やっくんがCode for Resilience ハッカソンのグランドプライズを受賞したのだ。
授賞式と色々なイベントに参加するためにロンドンに行ったのだ。

world bank news

彼の日々の努力を陰ながら見ていただけに聞いた時の喜びは大きかった。
「逃げ地図」というシステム自体に価値のあるものだと思うが、こうして評価されることで注目され、結果的に一般化しやすい環境にもっていっているという動きにも意味があると思う。

正直システムのことに関してはさっぱりの素人なので下記の彼の日記を読んでもらえれば少しはわかりやすいのではないだろうか。
yasushisakai

同じ文章でも言葉の表現方法が違う両者の書き方に読み手としてはその差を如実に実感でき面白いかもしれない。

ロンドンとハノイの距離は時差とネットワークの問題点によりあまりに難しい事がわかったのでできれば避けるべきだと思う。

2014.07.01

140625【vol.300】

vol.300

ベトナム生活がついに300日に到達しました。
この数字を追ってきた日記を振り返っても、これほど濃厚な時間を過ごせることができるのは人生の中で本当に貴重な体験だと思います。
母国以外での生活を送ることの難しさを感じることもありますが、このような挑戦こそが自分をまた一歩違う世界へ導いてくれるのだと思います。
ハノイとはどういう国なのか、そんなところから初めての単身長期海外生活について家族など多くの人に知ってもらうことからはじまったように思います。 それからハノイでの生活や文化について触れながらももう一つ「建築設計」という軸についての自分の考えも少しずつ取り入れながら発信していけるようになっていきました。
公私ともに次第に慣れていった半年を越え、ここ数ヶ月でさらに多くの人に出会い、おかげで「日本人」「外国人」「ベトナム人」という枠組みの中で様々な出会いが増えました。こうしてプライベートの比率を1/3にわけて付き合っていくことで思考や言語の向上につなげられているのかなと思っています。

仕事も順調で決められた時間の中で迷いながらも必死にプロジェクトを進めるのも楽しんでいます。以前までの本制作での時間の流れ方の違いにも差を感じますが、これぞ求めていた刺激なのだと日々格闘している自分がいます。家に帰ってもプロジェクトについて考えるくらい頭のなか仕事であふれていますが、同時にプライベートも充実しているので以前よりボケーッとする時間も減りました。

自分だけではなく周りも変化しているのが同時に励みになっています。
雑誌に次世代の建築家として100人の中に選ばれ、様々なコンペで実績を残している旦那。
ラスベガスという大都会での海外生活が始まった妹。
新たにこの世に命を授けてくれ素晴らしい世界を魅せてくれる姉。
パートナーと新しい人生を歩み始めた親友。
もちろんここに書ききれないほど家族をはじめ友人など皆が色々な形で成長をし日本から3,600km離れている私に勇気を与えてくれるのです。

まだ人生の通過点でしかないハノイなので、これからまた先の見通しをたてなければいけないなと考えています。ただ、今はこれはこれで楽しいなと思える時間が自分の中に流れていることを幸せに思います。

2014.06.25

140618

vol.293

[Invitation for LMN COMPETITION]
Here, lmn architecture have announced a competition for the international competition "ALGODEQ". My husband is one of the author for this work.
The winning prize money will be divided and refunded to participants if they win the real competition of "ALGODEQ".
There is an explanation video below to know how it works.
(*Only available with chrome browser)

LMN Architecture is a alternate design method to invoke non-designers to participate and generate plans in a evolutionary manner as a collective whole. It applies a inheritance system which is popular in software science to measure the similarity within two given proposals.
Anyway, they are saying that if achieved, they are dividing, and giving away the prize money(approx. $9500) to the registered users of the system.

[LMN コンペ] 
現在行われているALGODEQという国際コンペのためのコンペを開催しています。
実は以前にも同様のシステムをつくっておりその進化型の第二弾目となるこのコンペ。やっくんがが制作者の1人としてこのシステムを作っています。

このシステムは建築の専門的知識を必要とせず誰でも設計プロセスに関与できるよう制作されているため、気軽にゲーム感覚で楽しめるかと思います。
なんと制作者がこの国際コンペに勝った際にはこのLMNコンペの勝者に賞金を配当してくれるという特典付きなのでやれば自分にも大きなチャンスが舞い込んでくるかもしれません。

現実においても建築設計をする上で必ず既存の建築を参照するように、多くの人がこれに加わることで人が人のデザインを継承しながらも新たなデザインをつくりだしていくことができる画期的な挑戦だと思います。

簡単にできるように説明動画もあるので是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
(*ただしブラウザはchromeでのみ使用可)

WEBSITE/ウェブサイト LMN ARCHITECTURE

2014.06.18

140602

vol.277

ベトナムにいるからこそできることについて考えてみる。

”オーダーメイド”
日本にいるとなんでも製品化されているから自分でつくろうという感覚が起きにくいが、それでも最近はナイキの靴やユニクロのTシャツなどオリジナルの者も増えてきつつある。 ベトナムの場合は当たり前のように自分たちで何でもつくりだす。
色々あるがその代表例としてハノイで有名なのがテイラー(服のオーダーメイド)。
安価で自分の好みのデザインの服を自分の体型に合わせて仕立ててくれる。もちろん品質の保証に関しては店によって違うため保証できないが、例えば好みの服を探しに色々出かける必要もなければそれが何倍も安い値段で手に入るのだからこんな好都合なことはない。

そんなことを考えながらも仕事をしていた時にふいと思いついた。
「ベトナムで名刺をつくる」
なんとこっちだと400円でできる。もちろん紙も色々なので多少上下はするものの、やはり安い。
日本でやると2,000円弱、キンコーズでやろうとしたら5,000円弱もかかる。

自分でまずは試してみなければ何とも言えないのだが、日本で興味が有る人にとっては良い話なのではないだろうか。
日本に届けるのに時間がかかってもよいから作って欲しいという人がいれば是非。
もちろんデザインも依頼してもらえたら尚嬉しい。
仕事で色々繋がりができているのもあるので、いずれこのような些細な事からでも色々ビジネスにできたら良いかもしれない。

2014.06.02

140521

vol.265

私の母は佐賀錦をもう10年以上やっている。

佐賀錦とは…肥前国鹿島藩(現在の佐賀県鹿島市周辺)の御殿女中に受け継がれた織物。箔糸(金銀箔を漆で和紙に貼り、細く切ったもの)を経糸とし、絹糸を緯糸にするのが特徴である。(wikipedia)

そんな母が最期の展覧会を開催するとのこと。
是非告知をさせていただきたい。
長年この伝統技術を学び、作品を作り続けてきた母は本当に技術者として素晴らしいと思うし、事実母がこれまでつくってくれたものはデザインを含めてすごく美しいものばかりだ。 成人式には着物に合う草履や鞄を制作してくれたが、ただでさえ高価な品に母の愛情が詰まっているこれらは私の一生の宝物の1つだと思っている。
せっかく最期のチャンスだったのに見に行けないのは申し訳ないけれど、私の代わりにできるだけ多く人に見ていただければ嬉しいと娘ながらに思います。

展示のご案内
第17回静美会展 -井上佐賀錦展(最終回)-
時期:2014.05.24(土) 11:00-18:00
   2014.05.25(日) 11:00-16:00
場所:東京都中央区銀座5-9-15 銀座清月堂画廊2FL

展示では【青山みゆき】として5作品展示するらしいです。
お時間ある方は是非とも足を運んで頂きたいです。よろしくお願いします。

what is "SAGA-NISHIKI"
"Saga-Nishiki" is a beautiful intricately hand woven fabric which was first created about 180 years ago(around 1810) by the widow of one of the members of the Nabeshima Clan in Hizen-Kashima Province, Japan. She inspired from a bamboo ceiling. Eventually, this handwork became popular among the high ranking ladies living in the inner halls of the Nabeshima estate.
In the Meiji era, this art was on the wane, but it was brought into vogue again among the aristocrats before long. In addition to the original twilled fabric, such fascinating fabrics with woven figures rich in the beauties as the natural flowers, birds, and scenery widen the varieties of the design and the expression.
For Saga-Nishiki, Japanese paper gilded with gold, platinum, or silver foil, or only lacqured, cut into from 20 to 60 per each 30mm width, are used as the warp. The warp is picked up with a bamboo spatula one by one according to the design to pass through bobbined delicately coloured silk yarn.
Subtlety, skill, and artistic sense for creation are the essential for Saga-Nishiki. This is why Saga-Nishiki is called as "the ultimate" among all the traditional handwork in Japan.

2014.05.21

 invitation of saga-nishiki exhibition / 佐賀錦展覧会案内

invitation of saga-nishiki exhibition / 佐賀錦展覧会案内

 location / 行き方

location / 行き方

140506【Contribution】

vol.250

建築雑誌2014年5月号に寄稿させてもらいました。
建築家、そして酒井みのりとして初めての寄稿。
この機会を頂くきっかけをくださった松川昌平氏に本当に感謝しなければならないし、こうして好き勝手やっている自分をサポートしてくれている家族にも感謝したいです。
自分や進む道や今後の方向性を確認するためにも、さらなる努力をしていこうと決意したので応援よろしくお願いします。
特集= 建築情報学 アーキインフォマティクス

そして嬉しい事にこれがベトナム生活250日であり、250回目の日記。幸せな限りだ。

I had a great opportunity to contribute a magazine "Journal of architecture and building science 05:2014" as an architect Minori Sakai.
I'd like to appreciate mr. matsukawa for inviting me to write the article and all the supports from my family.
Feature: Archi-informatics http://jabs.aij.or.jp/

Fortunately, this is my 250 days in Vietnam and going to be 250th diary.

2014.05.06

 Feature:  Archi-informatics / 特集= 建築情報学 アーキインフォマティクス

Feature:  Archi-informatics / 特集= 建築情報学 アーキインフォマティクス

140414

vol.229

ほぼ毎回参加している交流イベントの母体組織であるハノイ・クリエイターズ・クラブのウェブサイトにこのブログを紹介してもらうことができた。

Hanoi Creators Club

ハノイで活動している日本人のための交流の場として良い機会をもらっているし、毎月開催される講演会ゲストが様々で毎度楽しませてもらっている。

自分の考えを書く場所にしてはどうしてもプライベートなことが多くなってしまうものの、色々な人の目に止まる機会が多くなるのでここで気を引き締めていけたらと思う。

また初めて同僚の山本さんがブログをやっていることを知ったので併せてここで紹介させてもらう。

over the mimesis
山本 幸治 建築家|Vo Trong Nghia Architects

2014.04.14

140101

vol.126

A HAPPY NEW YEAR 2014!!
今年はまた去年と変わらず躍進の年にしていきたい。

夫婦揃って健康には気をつけながら幸せな一年へ第一歩。

みなさま、今年もどうぞ皆様よろしくお願いします。

2014.01.01

  beginning of 2014 /2014年開幕

 beginning of 2014 /2014年開幕